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バイシャジャクル , 薬師如来 , Bhaisajyaguru

こんにちは、お茶係のプージャです。
バイシャジャクル についてお話ししたいと思います。
バイシャジャクル(Bhaisajyaguru)は、チベット仏教において薬師如来として信仰されている仏様です。サンスクリット語の「バイシャジャ」は「薬」を、「グル」は「師」を意味し、文字通り「薬の師」という意味を持ちます。

バイシャジャクルの役割

病気を治す : バイシャジャクルは、あらゆる病気や苦しみから私たちを救い、健康をもたらしてくれると信じられています。
寿命を延ばす : 長寿と健康を与え、寿命を延ばす効果があるとされています。
願いを叶える : さまざまな願いを叶えてくれると信じられており、特に健康に関する願いを叶えてくれるとされています。

バイシャジャクルの信仰

チベット仏教において、バイシャジャクルは、その慈悲深い心と癒しの力で広く信仰されています。
念仏 : バイシャジャクルの名号を唱える念仏は、病気の回復や健康維持のために広く行われています。
曼荼羅 : バイシャジャクルが描かれた曼荼羅は、病気の治療や健康祈願のために使用されます。
供養 : 薬草や薬などの供物を捧げ、バイシャジャクルに健康を祈ります。

バイシャジャクルと十二神将

バイシャジャクルは、十二神将と呼ばれる12人の護神に守られています。これらの神将は、それぞれが異なる方向を守り、バイシャジャクルの教えを広め、衆生を救済するとされています。
薬師如来を護る十二神将は、それぞれが独特の名前を持ち、特定の方向や属性を守護するとされています。これらの神将は、薬師如来の教えを広め、衆生を救済する役割を担っています。

十二神将の名前一覧
宮毘羅大将(くびらだいしょう) :北方を守護し、盗賊や悪鬼を退治する。
伐折羅大将(ばさらだいしょう) :北東方を守護し、悪鬼や夜叉を退治する。
迷企羅大将(めきらだいしょう) :東方を守護し、瞋恚(しんに)の心を鎮める。
安底羅大将(あんてらだいしょう) :南東方を守護し、貪欲の心を鎮める。
頞儞羅大将(あんにらだいしょう) :南方を守護し、傲慢の心を鎮める。
珊底羅大将(さんてらだいしょう) :南西方を守護し、愚痴の心を鎮める。
因陀羅大将(いんだらだいしょう) :西方を守護し、慢心の心を鎮める。
波夷羅大将(はいらだいしょう) :北西方を守護し、邪見の心を鎮める。
摩虎羅大将(まこらだいしょう) :上方を守護し、天魔を退治する。
真達羅大将(しんだらだいしょう) :下方を守護し、地中の鬼神を退治する。
招杜羅大将(しゃとらだいしょう) :人の中心を守護し、五つの欲情を鎮める。
毘羯羅大将(びからだいしょう) :虚空を守護し、外道の邪見を破る。

注意点 -- 名前の表記等は、経典や宗派によって若干異なる場合があります。

日本とのつながり

バイシャジャクルは、日本でも薬師如来として信仰されており、多くの寺院に薬師如来像が安置されています。日本における薬師如来信仰も、チベット仏教の影響を受けている部分があります。

バイシャジャクルは、チベット仏教において、病気の治療や健康増進、そして長寿を司る重要な仏様です。その慈悲深い心と癒しの力は、多くの人々に信仰され、チベット仏教の重要な教えの一つとなっています。